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子の権現(ハイキング)

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 子の権現(ハイキング) 空気が乾燥し、秋晴れというにはやや寒いがさわやかな晴天、ハイキングには最適な季節、どこかに行きたいと思いついたのが奥武蔵の「子の権現」。行ったことがあるような無いような若い日の記憶もおぼろになっている場所である。紅葉狩りなども期待したのだが、あいにく杉木立の中の登山で期待したほどの紅葉ではなかったが、640m余りの子の権現に登頂、それだけで満足だ。西吾野駅⇒子の権現⇒吾野駅コース 西吾野駅を出発 ここで「高山不動」に登るか「子の権現」にするか迷う。どちらもここから90分。 「子の権現」とはどんな意味?と思うところから子の権現に行くことにする。 車道を歩いてきたが、ここから登山道。 歩くこと1時間30分 子の権現近く お地蔵様のお出迎え。 子の聖のことを子の権現というらしい。 いよいよ子の権現の境内に! 天龍寺本堂 大わらじが奉納されている。「腰より下を病めるものの一切をお救いくださる」約束の草鞋 頂上よりの眺望 良く晴れた日には「スカイツリー」も見えるらしい。 梵鐘 鐘を打つ付き棒に頭をぶつけてしまい、頭も打ったのかと笑われてしまった。 仁王様が逆光に。 怖い顔で来場者をにらむ律儀な仁王様 帰りは吾野駅に向かう。こちらの方が西吾野に向かうより歩きやすいような感じがした。 この小屋の右側に上の由来が書かれていた。秩父事件にもかかわりのあった小屋だろうか。 センニンソウがまだ咲いていた。 しばし紅葉を楽しむ 吾野鉱山と書いてあるが……石灰、砕石場 吾野駅に到着 吾野駅前の山に日が当たって、紅葉しかけた山。

こもれび(22)

こもれび(22) や  2014   ホームの母如何にしてをられるにやこんこんと青空いづみ   紀伊国屋文左衛門が千両にて買ひたるごとしみかんの旨し   十文字に飛行機雲は交はりて衝突の予感抑へ難しも   六月の森は小鳥を閉じ込めてきらきら輝く三光鳥の声   公園を蝉声占拠す鋭き鵯の声さへかき消されをり   ぢぢぢぢぢ断末魔の声幼鳥か逃げんとせる蝉追ひつめたるらし   みちのくの勿来の関を我は越ゆきびすを返す人多きなか   足元の一木一草に夏があり二十数基の恋絡み合ふ   除染すと青き袋に詰められて土嚢は置かる公園の隅   中学生数人ずつで歩き来る風船爆弾跡地に出会ふ   原爆ドームオブジェのやうに眺めをりあの日あの時を呼吸しながら   めくるめくやうな日なり広島のあの日あの時曇天であつたなら   茶畑の上の青空が深きゆゑ連れ立ちて来ぬ葭子資料室   縫物に一日がつぶれる無念さを詠ふ葭子の貧しき暮らし   縫物にわづかな収入得たる日の葭子の安堵阿佐緒は知らず   一本の栗の実りに感謝せり季節の栗をおすそ分けする   我が娘虫だ虫だと大騒ぎ何かと見ればコオロギ一匹   団子虫を掌にのせ遊びゐたること忘れてふためく娘   骨折をせぬやうになど老婆心払拭したる白銀の尾根   三十年を幾たび来て滑りをり眼下の湯の街懐かしく見ゆ   兎にも出会はず白銀の中へ中へと滑りゆく時間忘れて   おほもみぢいろはもみぢも色づくよ曖昧模糊の我がゆく小道   姿勢よく自信たつぷりに歩きゆく厚きコートに首を埋めて   水準器片手に額飾りゆく曲がつたことの大嫌ひな人   エプロンが制服らしエプロンを好まねばずり落ちる肩紐   姿勢よき猫が耳立てゐるごとしすらりと優しき水仙の花   雪かきに痛めた腰は湿布薬三枚貼りて様子...

こもれび(21)

 こもれび(21)  も  2013   白き物白く輝くベランダにおのもおのもにふくるる影法師   仕事とふカクレミノ持たざれば食事のみに一日が終はる   天花粉キカラスウリより採取する牧野植物図鑑の博識   嘴太が朝羽を振りて飛んで行く雪の朝きりりとしまる   あ蜥蜴 青白き尻尾跳ねてをり我が罪科なるちぎれし尻尾   畑起こし無我夢中にせるを悔ゆ蜥蜴の尻尾跳ねてゐる今   鳴きだせる笛吹ケトルの寂寥感何を置きても救出にゆく   良き物がたやすく買へるこの時代買へぬものあり間引き菜の味   品揃へ豊かなる町のスーパーに間引き菜どこにも売りてはをらず   間引きせし牛蒡を葉ごと天婦羅にほど良き香り口中にしむ   収穫せしもろもろを手に帰りゆく我が間引き菜は今宵食彩   梅雨時の余白を埋めてゆくやうに雑草が生ゆ若菜が伸びる   初飛行のころが花だつた一九〇三年切り絵のやうな複葉機   フランスに買ひ求めたる複葉機徳川大尉三分飛んだ   牛小屋の上を飛びし複葉機牛が見上げて晶子見上げて   花の下に挙手の礼などすることのないやう祈るゼロ戦展示   土地に深き記憶の有りて名を遺す白旗塚誓詞が橋と   恋ヶ窪から分倍河原へいざやいざ鎌倉の旅のはじめは八キロあまり   輓馬にや水飲ませたる鎌倉井戸覗きゐるときハンガーが降る   営巣をしてゐるらしも音に聞くワイヤーハンガー一つ落下す   ゆつくりと昼餉を取りてゐる間形勢不穏黒雲出づる   激しく雨降り出だせば雑兵ども辛くも逃げてマンション軒下   川の流れは時の流れ分倍河原に源平の武者が攻める馳せるあり   高氏が六波羅探題落とせりと知りて続々寝返りの兵   一夜にて寝返り多きと知る 北条 ( ほう ) 泰家 ( じょう ) 陣は崩れて敗走す   北条泰家逃がす...

厚物菊・クロスケの家

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 2021.11.7 厚物菊・クロスケの家 家の前を通る人やご近所の人の声に励まされて、迷いながらも今年も菊の花を仕立てることに。今が見ごろと咲いたので、紹介したい。 クロスケの家では、トトロの森のボランティアのための作業・技術講習会に参加。日当たりの良い縁側でゆったりと昼食、こんな暮らしがしてみたい。日本の原風景のようなひとときを過ごした。 トトロでも棲んで居そうなつる植物の絡んだ木 (クロスケの家の庭)                   サザンカ クロスケの家 管物菊 彩胡の光輪 管物菊  開竜秋峰と彩胡の光輪 厚物菊  精山春姫 厚物菊  富士の輝き この他に、富士の新雪、国華金山あり。苗を作る時にうまく3つに枝分かれさせることができず、単独で咲かせた。

立冬

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 2021.11.7 立冬  「♪冬が来る前に~」家庭菜園の整理をしようと思って畑に出る。夏がメインの「トマト」「茄子」の株も枯葉が多くなり、収穫は望み薄。「ミニトマト」は秋になりたくさんの実をつけたが、もう熟するまでの時間がない。もったいないと思いながら青いままのトマトを収穫、なんとか生かせないか考えてみた。ネットで調べると、たくさんのアイデアが紹介されていたので、「トマトピューレ」に挑戦。「パスタ」に絡めて見た。 収穫したミニトマト  トマトピューレ ヘタを取り小さく切って10分ほど煮込んだもの パスタのソースとして絡めた。 塩コショウし青菜とウインナーソーセージ、バジルソースをトッピングしてみた。

こもれび(20)

  め  2012   高さ百メートルに遮られし初日なりやうやう拝む辰の刻   はちきれんばかりに白き肌もつ大根一本八円といふ   数カ月を育てし大根が一本八円 でよいはずがない   三次試験まで行ったのにダメだったいつもいつも届かぬ願ひ   願ひ事投ぐれどいづれも当たらぬか双子座流星群散りゆく早し   使はぬもの見えぬところへ移動してつくづくと主婦むきではない私   初心者のテニスだから衒ひなし存分に走り負けることせり   環境制御装置の開発とふ我が脳波の先に見えてゐるもの   点滅する文字アイコンを注視するリハ研究所我は被験者     今を生きる時間計測されて歯を食ひしばれば波形が太る   MRIに脳の萎縮度測られて我が認知度は計算さるらむ   認知度を測る予備の調査なり「今日は何日」でつまづきにけり   いざ鎌倉へ歴史をたどる徒歩の旅 物好きなるが二十五名にて   いざ鎌倉へ鎌倉攻めの雑兵に成りすましてまず恋ヶ窪まで   いざ鎌倉へ 東村山徳蔵寺重文板碑「元弘の碑」あり   荒武者に従ひし兵二十万 兵糧如何に調達せしや   雑兵はひたすら歩く鎌倉古道探して街道まつしぐらなり   埼玉より東京に入るわづかづつ異なる街のことなるにほい   小平市八坂神社先「九道の辻」迷ひの桜ありて迷ひぬ   夕日さす畑にてひたひた草を抜くわれの浄土かむんむんと夏   夏の夕べもつと長くあれ俯けば風の曼陀羅草いきれなか   食パンが店先より消えたる日ないものはないとパン棚は言ふ   天地が裂けたる日 時を経て千年前の大津波見ゆ   甲高き鶏舎のざわめき一年に一羽が三百の卵生むところ   半身は家宅侵入の畏れあり塀の上より柘植を刈りゆく   珍しと言はるる姓も税務署の変換リストに載りゐるあはれ