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11月, 2018の投稿を表示しています

11月の植物図鑑

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2018.11.28 散歩をしてもこれというような花に出逢わず、紅葉した樹木ばかりが目につきますので、普段写真に収めることもない、樹木の写真も撮ってみました。 ネリネ/ひがんばな科  別名)ダイアモンドリリー きれいな名前だ。花も美しい。  ミズキ/みずき科 落葉高木    カヤ/いちい科 常緑針葉樹 雌雄異株 種子は食用となる。  エノキ/にれ科 落葉高木 オオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウ、ヒオドシチョウ、タマムシなど昆虫の餌、食樹。  サザンカ/つばき科 サザンカがみごとに咲いていました。こんなに大きく成長できるなんて公園の木も捨てたものではないと感嘆。   イヌザクラ/ばら科 (別名)シロザクラ ブラシ状の総状花序(ウワミズザクラの花に似ている)   シシユズ/みかん科 獅子柚子をいただきました。とりあえず玄関に飾って置くことに。 (別名)鬼柚子 中国原産 奈良時代に渡来 ジャムやマーマレード、ユズ酒などに利用 魔除けなどの縁起物として大切にされてきた。

ムンク展-東博の庭など

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2018.11.22 東京都美術館で開催中のムンク展に行ってきました。 会場入場まで三十分待ちという盛況でした。弱い人間の私はムンクの「叫び」に共感、いつもおろおろぐずぐず生きているような気がします。 これからも性格は変わらないのでしょう。調子よく強気に出たときはしっぺ返しを恐れ、真に楽しめた時はないような気がします。  ミュージアムショップで買った絵はがきで作品紹介 左 ムンク18歳の「自画像」 絵を学び始め自信にあふれた自画像 自画像は生涯に 80点も描いた。 右 「病める子1」 ムンク14歳の時に姉を結核で失い、死への恐れや不安を描き出す心に陰影を刻んだ。 左 「叫び」 赤く塗られた空は不穏な感情を呼び起こす。中学・高校の授業でこの絵を見てから忘れられない作品であり、心の片隅にずっと居座り続けていた通りに、やはり心に迫るものがあった。 右 「絶望」 赤く塗られた空、うごめくような不安定な大気が及ぼす不穏な感覚。ムンクの他の作品にも同様モチーフが多数描かれていた。共鳴する作品。  ムンク展の後に東京国立博物館の庭園解放日と知り見学。  庭園内茶室 春草廬 江戸時代河村瑞賢が建てた休憩所で、その後大阪、横浜、所沢に移築されたもの。松永安左右衛門により寄付され、所沢にあった柳瀬荘より移築(昭和34年)された。  転合庵 小堀遠州がが建てた茶室。昭和38年に茶入れとともに寄贈、移築された。  六窓庵 慶安年間(1648~1652)奈良の興福寺慈眼院に建てられたもの。 明治8年に博物館が購入、明治10年に移築。  九条館 東京赤坂の九条邸にあった建築で、昭和9年九条家から寄贈され、現在の地に移築された。  九条館の室内 床張付などに狩野派の筆「楼閣山水図」 欄間にはカリンの一枚板に「藤花菱」の透かし彫り 今回の室内解放は九条館のみでした。以前の記憶では別の茶室内も外から見学出来たような気がするのだが。

11月の植物図鑑

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2018.11.20 所沢も紅葉・黄葉本番 紅葉した葉を集めてみました。「未来飛行」のオブジェの後はイチョウの黄葉。とにかく散歩をしているといつもと違ったカラフルな風景に新鮮な驚きを感じました。  ユリノキ/もくれん科 別名 ハンテンボク(半纏木) 葉の形が半纏に似ているため。  トウカエデ/かえで科 中国原産のカエデの意味 公園・街路樹に植栽  ラクウショウ/ひのき科 北アメリカ原産の落葉針葉高木     エリカ/つつじ科 別名 ヒース 「嵐が丘」のヒースの野はこの花! 南アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカ原産 クリスマスパレード  ニューサイラン/きじかくし科 ニュージーランド原産  コリウス/しそ科 別名 キンランジソ、

11月の植物図鑑

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2018.11.18 サトウカエデ/むくろじ科 カエデ属の落葉高木 樹液はメープルシロップとして利用。家具材などに利用。  ミモザ/まめ科 早春に黄色い花を付けるのだが、もう花芽が伸びている。  クサギ/しそ科 赤い蕚と青い実が目立つ。落葉小高木 葉に悪臭があることからこの名がある。果実は草木染めに利用される(空色)。  ワタ/あおい科 園芸植物 花壇の花から ビオラ/すみれ科  ハボタン/あぶらな科  キンギョソウ/ごまのはぐさ科 ストック/あぶらな科  ラベンダー/しそ科

旧石川組製糸西洋館(入間市)、戦争遺産、将校の住居

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2018.11.17 国登録有形文化財 旧石川組製糸西洋館の見学会に参加した。 西洋館は、石川組製糸の創業者石川幾太郎が建設した迎賓館的機能を持った洋風木造建築である。最盛期には全国に9工場を持ち、大正11年度の横浜への生糸出荷高では全国6位になっている。また石川幾太郎氏は市内の産業・文化の発展に大きく貢献した。 入間市駅北口から徒歩5~6分 国道16号沿いの堂々とした西洋館です。    食堂天井 幾何系天井が美しい。 1F応接室 格天井と落ち着いた雰囲気の家具    応接室の寄木模様の床  2F 応接室のステンドグラス ここでは舞踏会なども開かれた絨毯ふかふかの部屋  2Fホール  2F 西和室 右のドアは米進駐軍に摂取された折に床の間を削られ、ドアを取り付けられた。将校の住居とされ三家族利用のために、元は床の間であったところに出入り口を増設された。  2F縁側(廊下) 2F東和室 板の戸になっているところは進駐軍によってクローゼットに改装されたところ。元は床の間。  2Fへの階段手摺模様 ※立派で美しい建物であった。設計は東京帝国大学で西洋建築を学んだ室岡惣七が手がけ、宮大工の関根平蔵が細やかな天井装飾、床の周囲を廻る寄せ木細工や照明器具まで、部屋ごとに違った装飾が凝らされている。