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4月, 2020の投稿を表示しています

4月の植物図鑑

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2020.4.30 4月の植物図鑑 4月も駆け足で来て去ってゆくようだ。新緑もすっかりと葉を伸ばし、虫たちの季節になろうとしている。庭の紅梅に付くアブラムシ対策も急がれる。 散歩で撮った4月の写真を載せる。+家庭菜園ほうれん草 コデマリ/ばら科 中国原産  オオデマリ/すいかずら科  スズラン/きじかくし科  細い枝に黄色い花 名前は?  セリバヒエンソウ/きんぽうげ科 中国原産 帰化植物  キツネノボタン/きんぽうげ科 葉が3裂複葉。ウマノアシガタの葉は3~5裂 よく似る。  マルバシロバナスミレ/すみれ科  シャガ/あやめ科 ニリンソウ/きんぽうげ科 2月27日に種蒔きしたほうれん草とシュンギクが2カ月でここまで育ちました!

駒形富士山・防空壕・出雲祝神社

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2020.4.28 駒形富士山・防空壕・出雲祝神社 狭山池に行った帰り道、狭山丘陵西側を通って帰ることにした。バスで通る時、駒形富士山というバス停があり、荒畑の富士のように富士講の人たちが作った富士山ではないかと以前から気になっていたので、それをこの際確かめたいと思ったからだ。 駒形の富士は作ったものではなくもともと地名であった由、階段を237段登りきった頂上とおもわれるところに浅間神社があった。 駒形の富士の下お伊勢山遊歩道の途中には、第二次世界大戦時の遺物・防空壕があった。 駒形富士山へ上る階段  駒形富士山・浅間神社  防空壕  出雲祝神社 後ろ側のに「茶場碑」発見 表に回ってみたら出雲祝神社(宮寺)でした。  ニリンソウ  出雲祝神社  重闢茶場碑(かさねてひらくちゃじょうのひ)と茶場後碑(ちゃじょうこうひ) 日本茶の歴史、狭山茶復興後の足跡、お茶の効能、茶づくりの教訓などが書かれている。  アニメ「ほったらけの島」にちなむ絵馬がかけられていた。かわいい! 出雲祝神社から北へ5分ほどのところにある「ホッタラケの島」の話のもとになった「ハタヤの稲荷」 失くしたものを保管していてくれる?見つかるのだそうだ。

野山北・六道山・狭山池

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2020.4.27 野山北・六道山・狭山池 自粛疲れ。自転車で行けるところまで行ってみようと、狭山丘陵とその先の狭山池を目指して出発。自転車で出かけると思いもかけないところで、思いもかけない発見がある。今回もそんな発見のある実り多いツーリングとなった。行程は約4時間、歩数計では自転車ではあるけれど1万歩を計測。 ハナミズキが通りに咲いていて緑の多いきれいな街だ。 公園の出会いの広場 縄文時代の人々の暮らしがここにあった。  出会いの広場の下草 セリバヒエンソウとウマノアシガタ    瑞穂ビューパーク 池 狭山丘陵の地層から流れ出した水か。  同じ公園の一角 丘陵の上には競技場と町の施設が。  村社 狭山神社   狭山池公園へ 江戸時代に作られた灯篭  狭山池  シャガが満開  八重桜の花弁の絨毯  調練橋 慶応元年(1865年)から2年にかけてこの辺の芝原で農兵に鉄砲等の調練をしたために名づけられた。幕府の天領であったために西洋式戦術の研究のために行われた。  丸池

小池光歌集『梨の花』を読む

2020.4.25 小池光歌集『梨の花』を読む 小池光はいつも多彩な詠み口で作品を楽しませてくれるが、本作品もその博識ぶりに感嘆の気持ちを禁じ得ない。歴史、文化、音楽から身辺詠まで、簡潔な語彙の中に込められた抒情は、調べないと伝わらない部分もあり、数十項目調べた結果思いがけない歴史の広がる作品も多かった。 ここでは小池の作品で特に、斎藤茂吉について詠んだ歌が多かったので、抽出してみた。 これらは茂吉的なもののエッセンス、茂吉の人生に出会った小池氏の共感の作品と読んだ。 斎藤茂吉を詠んだ歌   全部で 14 首。 ・北平(ペイピン)にて茂吉が見たる爪長き宦官のことしばしおもいぬ p 23 ・うつくしきおとめの顔を愛したる斎藤茂吉七十年のいのち p 54 ・わが知らぬ南蛮啄木(けら)といふ鳥を茂吉うたへり四十九歳 p 75 ・老いの身の茂吉見つめし最上川いまのわれより三つ四つ若く p 81 ・ざくざくと佳(よ)きうたに会ふ茂吉『連山』春の香(か)のする両毛線に p 113 ・朝鮮の寺にをとめごの尼とあふ斎藤茂吉男(を)ざかりのころ p 117 ・牛橇(うしそり)といふものが茂吉の歌にありしづかにしづかにすすみゆきしか p 145 ・満洲を旅する斎藤茂吉より八十五年の時はながれて p 157 ・「口食(こうしょく)の官能(くわんのう)」ということばありしばし目とまる茂吉の歌に p 157 ・哈爾浜(ハルピン)に斎藤茂吉食ひにける「カウカサス的饌(てきせん)のシャシリック」 p 211 ・「火吹き竹」といふものを知る世代にて斎藤茂吉のうたにしたしむ p 248 ・茂吉の歌よみて土民の語と出会ふ「土民百万」うんぬんかんかん p 277 ・秘められし「満洲遊記」のおもしろさ茂吉散文の力量ここに p 290 ・「家居(かきょ)す」とふ動詞茂吉の歌に見えすなはちわれも一日家居す p 334

4月の植物図鑑

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2020.4.23 4月の植物図鑑 我が家の君子蘭 クンシラン/ひがんばな科  オオアマナ/ゆり科 (スターオブベツレヘム) 明治期の渡来 キリスト誕生を知らせたベツレヘムの星にたとえられた名  モッコウバラ/ばら科 垣根に良い香りを放っている。  コデマリ/ばら科  オオムラサキツツジ/つつじ科  シャガ/あやめ科  カキドオシ/しそ科 レンセンソウ(連銭草)、カントリソウ(癇取草)ともいう (垣通し)隣接地から垣根を突き抜けるほど勢い良く伸びてくるという意味。民間療法で薬用とされた。  ハナズオウ/まめ科