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菌類従属栄養植物

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 2021.5.31 菌類従属栄養植物 森に生える植物を植え替えようとしても、旨く育たない。それはその森に特有の菌類が居て、共生しながら栄養を得ている場合が多いからという。トトロの森にもそういった貴重な地味な植物が生えているということを知り、この季節の花を追った。 既に報告済みのサイハイラン、新たにウメガサソウ、ムヨウラン、イチヤクソウ、トンボソウ、スハマソウ、を写真に撮った。 サイハイラン/らん科 少し花時を過ぎてしまったが、名残の美しさをとどめている。葉1枚のみの菌類従属栄養植物    ウメガサソウ/つつじ科 周囲にウメガサソウと同じようなつる植物の葉が生えているのだが、なんというのだろう(ツルアリドオシ?) ムヨウラン/らん科 葉を付けない、光合成をしない菌類従属栄養植物。少し花時を過ぎてしまっている。残念! ムヨウランの昨年の種殻 イチヤクソウ/つつじ科 (旧いちやくそう科) ちょうど花の見ごろ。 林床に スハマソウ/きんぽうげ科 オオバノトンボソウ/らん科 咲くのが楽しみ!待ち遠しい! トンボソウ/らん科 咲くのが楽しみ! ドクダミが清楚な花を開いていた。ドクダミチャにするという人が摘んでいた。

秩父・長瀞(2)

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 2021.5.28 秩父・長瀞(2) 秩父神社に着き、宮司さんから神社の由来、秩父祭りのいわれを聞く。 秩父神社は武蔵野国の4本の指に入る由緒ある神社であること。武蔵野国の総鎮守府の大國魂神社の祭神に六所神社が祭られているが、その1つが秩父神社である。秩父祭りは神社の前に見える武甲山の男神と、秩父神社の女神の1年に1度の逢瀬の日であり、それを祝っての祭りという。秩父神社本殿の彫刻について説明を受け厳粛な気持ちで、神社の「ははそ」の森を巡った。 秩父祭りの御旅所模型 秩父祭りの豪華絢爛な花笠車と山車 秩父神社本堂彫刻 「お元気三猿」この彫刻は現在保存修理中で見られなかったが、秋には戻るとのこと。 掲示に日光の「三猿」は「見ざる聞かざる言わざる」であるが、ここの「三猿」は「よく見、よく聞いて、よく話そう」という教えの猿であるという。江戸時代にこの現代的な教えが生かされていたとしたら素晴らしい。見習おうと思う。 保存修理され戻ってきた「つなぎの龍」 寅年生まれの徳川家康の長寿を願った彫刻。 かわいい龍・一角獣?

秩父・長瀞散策

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 2021.5.27 秩父・長瀞散策 秩父と言えば秩父音頭、「ア~~ 秩父長瀞あの岩畳ィ~」といううら悲しい曲が耳の底に聞こえてくるのだが、その秩父・長瀞を散策した。 まずは秩父鉄道で上長瀞を目指す。なんとも勇ましいラッピング電車の登場に嬉しいやら、その絵の意味も分からず目は釘づけ。楽しい気分のまま、埼玉県自然の博物館、天然記念物の岩畳、宝登山神社へ、また秩父鉄道に乗り秩父駅へ。秩父神社と秩父祭り会館を見学した。盛りだくさんで豪華な散策であった。 (秩父神社) 秩父神社本殿の彫刻 子育て虎 三峰神社のオオカミ 自然の博物館見学 かつて日本列島は大陸に付属していた (海の底)  海の底 陸には恐竜  アケボノゾウ 博物館の天井に繋がれて窓から荒川の石畳を眺めるチチブザメ 長瀞岩畳へ 秩父赤壁 長瀞渓谷は、地下20~30kmの深さで作られた岩石が、地表近くまで上昇してきたのが結晶片岩であり、荒川が侵食することによってできた景観。とくにここは「紅簾石片岩」という赤色をした珍しい結晶片岩が見られる。 地殻変動で地表近くに上昇した際に、圧力が解放されて碁盤目状の割れ目ができたと考えられている。(地球の窓) 雨もよいの静かな長瀞 宝登山神社 長瀞駅 雰囲気のある駅だ! 秩父編は次に…