ちょっと昔の暮らし展(東大和市郷土博物館)
2019.1.14
「ちょっと昔の暮らし」展
先日、東大和市郷土博物館にプラネタリュウムを見に立ち寄ったところ、「ちょっと昔の暮らし展」を開催していましたので、懐かしい思いで展示品を見てきました。
晴れの日・人寄せの道具類では、半世紀くらい前までは結婚式も仏事も自宅で行っていましたので、人寄せにお膳や椀類をたくさん必要としましたので、たくさん並んでいて壮観でした。
そういえば50年ほど前になりますが、兄の結婚式は自宅で行っていたことを思い出しました。3日間にわたり、1日目は親戚関係、2日目は新郎の先輩・知人関係、3日目は近隣の人を呼ぶというのではなかったでしょうか。部屋は8畳間×2=16畳ですので、1回に20人~30人の人寄せであったようにおもいます。(仏事は1日ですので足の踏み場もないくらいに混雑したような?)
私の記憶するところでは、婚礼衣装を着て婚家に到着したお嫁さんは、玄関を入る前に、藁の束で交差して燃やした灰の上を歩いて家に上がりました。その後 座に着いて式が始まります。祝いの言葉の後、三三九度の杯を交わし、その後は茶道の茶事の流れのように食事が出され(隣組の方が手伝いに来て下さっている)、千鳥の杯を交わしていました。(今茶事で食事を用意し、千鳥の杯をやりとりするのは難しいのですが、この頃は普通にやりとりを行っていたのだと思うと驚きです。)
こんな事を思い出して、感傷にふけりました。
(灰の上を歩く儀式=清めの儀式?穢れを取り除き、災いを避ける意味があるのでしょう)
展示品
「ちょっと昔の暮らし」展
先日、東大和市郷土博物館にプラネタリュウムを見に立ち寄ったところ、「ちょっと昔の暮らし展」を開催していましたので、懐かしい思いで展示品を見てきました。
晴れの日・人寄せの道具類では、半世紀くらい前までは結婚式も仏事も自宅で行っていましたので、人寄せにお膳や椀類をたくさん必要としましたので、たくさん並んでいて壮観でした。
そういえば50年ほど前になりますが、兄の結婚式は自宅で行っていたことを思い出しました。3日間にわたり、1日目は親戚関係、2日目は新郎の先輩・知人関係、3日目は近隣の人を呼ぶというのではなかったでしょうか。部屋は8畳間×2=16畳ですので、1回に20人~30人の人寄せであったようにおもいます。(仏事は1日ですので足の踏み場もないくらいに混雑したような?)
私の記憶するところでは、婚礼衣装を着て婚家に到着したお嫁さんは、玄関を入る前に、藁の束で交差して燃やした灰の上を歩いて家に上がりました。その後 座に着いて式が始まります。祝いの言葉の後、三三九度の杯を交わし、その後は茶道の茶事の流れのように食事が出され(隣組の方が手伝いに来て下さっている)、千鳥の杯を交わしていました。(今茶事で食事を用意し、千鳥の杯をやりとりするのは難しいのですが、この頃は普通にやりとりを行っていたのだと思うと驚きです。)
こんな事を思い出して、感傷にふけりました。
(灰の上を歩く儀式=清めの儀式?穢れを取り除き、災いを避ける意味があるのでしょう)
展示品
箱膳 |
竃、蒸籠 |
弁当箱、トースター |
晴れの日の膳・椀 |
晴れの日の皿類 |
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