冬の狭山丘陵

2018.12.9

冬の狭山丘陵 
クヌギやコナラなどの落葉樹の下には落葉がいっぱい、乾いたかさかさとした音とほんのりとした落葉の香りが楽しめる。半ば葉の落ちた木々の隙間から日も差し込んで、冬蝶のクロスジエダシャクという白い蝶が盛んに飛んでいるのが不思議だ。
クロスジエダシャクという蝶は12月頃に出現し、何も食べず数週間で落葉に卵を産んで死んでしまうのだそうだ。その卵から幼虫になり落ち葉を食べ、土に潜りして来年の12月にまた出現する。切ない生き物だ。

狭山丘陵はトトロの森 自然豊かな森だ。このような看板が至る所に、緑の大切さを訴えている。
 狭山丘陵は 谷津がたくさん、丘陵地帯の谷に位置する所に湿地が有り、多様な機能を持った貴重な自然のオアシスだ。(いきものふれあいの里スポット3) 
 かつての三ヶ島田んぼ。

早稲田大学敷地内の三ヶ島湿地 アシが生えることによって窒素分を吸収するので水の浄化に役立つ。アシは湿地にとって歓迎する植物。
 この三ヶ島湿地脇の砂川のノリメンに注目
↓多孔質に加工(エグリ加工)され水性の生き物に配慮されている。
 砂川のノリメン (右側)エグリ加工 (左側)石積み 
 比良の丘への道

 所沢で最高峰の比良の丘 赤城山も見えた眺望抜群の丘。
 糀谷にある八幡湿地 
保存会の人々の手によって今は稲作がされ、収穫された米は八幡神社に奉納されるという。
 八幡神社ー湿地脇に立つトトロ いつまでもトトロに見守ってほしい。
 大白山 日光連山も見えたよ!
 さいたま緑の森博物館 古事記の豊葦原の國はこんな感じ。

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