月下美人が咲いた! リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 8月 31, 2022 月下美人が咲いた!月下美人が咲くのは、満月の夜と勝手に思い込んでいたが、今年の花は新月に近い月齢2の晩に咲いたので、考えを改めなくてはならない。夕方から夜にかけて咲くので、家族以外見る人もなく寂しい。せめて満月の夜に咲いてほしい。白く高貴な感じで薫り高い美しい花である。夕方6時ごろ いよいよ咲きそうと期待も高まる。午後9時ごろ 神聖な気持ちで玄関先でカメラをむけた。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
5月の植物図鑑 5月 26, 2018 ワルナスビ/なす科 ナス科の多年草 アメリカ原産の帰化植物。茎や葉に鋭い棘が多く、地下茎を張って広がる。鬼茄子ともいう。 イヌホオズキ/なす科 茎はまっすぐに立ち、よく分枝して高さは30-60cm まばらに短い毛を生じるが無毛のこともある。バカナスともいう。 あじさい各種 カシワバアジサイ/あじさい科(ゆきのした科) あじさい・ほんあじさい がくあじさい すみだのはなび スイセンノウ/なでしこ科 フェルトのような質感の葉っぱと鮮やかな紅色の花が特徴。30cm~1m 続きを読む
所沢市出身の三上(高川)文筌 3 5月 25, 2018 所沢市出身の 三上(高川) 文筌 (その3) ① 松代藩医師高川家に養子 高川文筌、森嶺 と名乗る。 松代藩の 8 代藩主真田幸貫は定信の次男で、老中・海防担当に就任、佐久間象山ら若手を登用、名君の一人にあげられた人物で書画を愛した。幸貫と文晁の用件を繋いだのが江戸住まいの松代藩側医師の高川楽真で足繁く文晁の元に通った。この時文筌の人となりを知って養子に迎えたと考えられる。また、文晁、嫡子文二が 1841 , 1850 年に相次いで亡くなったことも養子となるに背を押したのだろう。娘婿として養子に入ったのが 1850 年嘉永 3 年である。「森嶺」として医師となった。絵の要請も高川森嶺宛になっている。前述の御納戸日記には嘉永 5 年 10 月幸貫の病気治療の褒美として高川森嶺に金 200 疋を与えたと記録されている。 ② 黒船来航-開国の大事件に立ち合う 1854安政元年ペリー再来航では松代藩と小倉藩が横浜応接場護衛を命ぜられ、松代藩から佐久間象山が軍事役、 文筌 が医師として派遣された。 文筌 は全権大使浦賀奉行伊沢政義の付き添い医師として重要な場に臨席できた。 身近に米国使節団に接し、一連の黒船来航絵巻(亜米利加使節饗応之図、米国使節ぺりー渡来絵図写生帖、ぺりー渡来絵図貼交屏風、横浜応接場秘図、浦賀紀行図等)を描き、 高川 文筌 として広くその名を知られた。 象山は応接場の護衛軍事役で藩士宛ての手紙に「 文筌 が一行の肖像を描くとアメリカ人たちがそれを見て『ぶんせんぶんせん』と繰り返し名前を呼んだ」と書いている。 黒船来航絵巻より ③ その後の文筌 文筌 の没年は 1858 安政8年となっているが、前年1857 年松代藩は横浜応接場警護後に品川岱台場の海防を命じられ 文筌 も勤番になっている。 生年が 1818 年であるから若干40歳の生涯を閉じたわけであるが、死因については詳らかではない。 ( 登坂宏氏資料より引用) 続きを読む
所沢市出身の三ヶ島葭子5 5月 10, 2018 (その5) 歌碑に刻まれた葭子の歌 1 所沢市内 中氷川神社歌碑 ・春の雨けぶる欅の梢よりをりをり露のかがやきて落つ 大正13年6月雑誌「日光」(初出)に発表された歌。 この歌碑は市内三ヶ島の葭子の曾祖父ゆかりの中氷川神社の境内に立つ。曾祖父は「日歌輪翁」と呼ばれた文人で「日歌輪翁之碑」も境内に立つ。 春の芽吹きの季節。欅の新緑にけぶるような雨が降り注ぐ。草木を成長させる恵みの雨が、梢から露となって輝いて落ちてくる。病気がちな葭子ではあるが、草木の芽吹きと静かな雨に心が洗われ、気持ちが晴れ晴れとしてくるようだ。 2 神明社境内 ・しみじみと障子うす暗き窓の外音立てて雨の降りいでにけり 昭和2年未発表作 葭子40歳の絶詠歌。 病弱な葭子は脳溢血に倒れた後、懸命に養生をしていた。 障子を立てきって薄暗い部屋で寝ていると、激しく音を立てて雨が降り出した。一人寂しく養生をしている葭子であるが、雨の音の激しさに心がかき立てられるような気がしたのだった。 3 あきる野市 徳雲院境内 ・筏組む木の音冴えて水ませるあさけの谷に鶯の鳴く 葭子が小宮村尋常高等小学校代用教員として勤めていた下宿先の近く、徳雲院境内に立つ歌碑 (あさけの谷=朝気の谷の意味か) 材木を切り出して、筏を組んで運んで行くのだが、その筏を組む音がさわやかな朝の気の中に川の瀬音とともに聞こえてくる。瀬音もいつもより高く増水しているのだろうか。静かな山里に鶯が鳴いている。筏を組む威勢のよい音、谷川の水音、鶯の声、明るくさわやかな春の気などが伝わってくる、若々しい感性が読み取れる。 続きを読む
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