民族共生象徴空間(ウポポイ)

 民族共生象徴空間(ウポポイ)

12月初めに札幌に行った。雪かもしれないと心配しながら飛行機に乗ったが、温暖化の影響かあいにくの雨。新千歳空港から白老の国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)に寄った。昨年開館(2020.4.24)したばかりの施設、ぜひ見たいということで、空港より直行した。

南千歳駅にて特急すずらん号を待つ

白老町は雨(ポロト湖)
儀礼の漆器

華やかな装い


子熊の装飾 (ユニコーンみたいな頭飾り)

道具の霊送り儀礼(古い道具には霊魂が宿るといわれ、道具が役目を終えた時には、道具を傷つけたり、割ったりしてカムイの国へ送る)

座繰り機(草や木の繊維を糸として織機を用いて布や帯、さまざまな日用の織物を編んだ)
アイヌコタン(集落) この敷地にはコタンも再現されていたが、閉館時間が迫り見には行けなかった。
ウポポイとは女性が輪になってみんなで歌うこと。

織物や様々な道具類
アイヌの歴史と文化

本州の歴史にはないオホーツク文化
擦文文化




獲物を捕らえる仕掛け(擦文文化)

擦文文化 日常の作業



博物館のみの見学で時間が尽きてしまった。敷地内には工房、伝統的コタン、草木の見本園、広場、体験交流ホール、展望広場、ポロト湖を挟んで施設が立ち並んでいるが、見逃したのが誠に残念であった。
時間的に余裕をもって季節の良い時にもう一度来館したい。


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