犬塚の跡碑
2020.9.4
犬塚の跡碑
草津に行くたびに群馬県吾妻郡長野原町の大津交差点の角にある、犬塚の跡碑が気になっていろいろ想像をめぐらしていた。
犬の話いうと、日本昔話では「しっぺい太郎」の話、南総里見八犬伝では八房の玉がはじけたところ八剣士の誰か(犬村大角が下野の国生まれでした)などと想像をたくましくしていたのだが、車を止めて由来記を読んで、長年の謎が解決した。
なんでも野良犬だったが、村人が大切に世話をしていたところ、2カ月ばかり姿が見えなくなってしまったが、ある朝早く戻ってきて、背中に「天照皇大神の大麻札を背負っていた」
犬が伊勢参りをして来たと信じた村人は丘の上にお札を祀って、拝んだ。
その犬の亡骸を収めたのが犬塚で、現在「小字名」として残されている。
凛々しい犬だ。柴犬か。
丘の上にあるお宮 犬が背負ってきたお札を収めた神社か。交差点のすぐ隣にある。
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