初釜 と 柚子ジャム作り

2019.1.15

初釜と柚子ジャム作り

 初釜 新年になって初めての稽古を初釜として楽しみました。
お道具類は、練習用のものですが、茶碗と棗は初釜仕様で金銀を用いたものを利用。
 懐石弁当+お吸い物+千鳥の杯+お濃茶+お薄(花月)を楽しみました。

お濃茶の前に、お正月の定番和菓子「花びら餅」をいただきました。
お濃茶は赤楽焼{嶋台}の重ね茶碗です。嶋台の高台は上が5角形で茶碗の内側が金、下が6角形で茶碗の内側が銀箔で彩られ、鶴、亀を表し長寿を祈るのだそうです。

 お薄の前に可愛い干菓子。花月とは「月や花」のカードを引いた人が、お茶を点て(花)たり、飲ん(月)だり出来るゲーム形式のお手前。
※茶席の花は「結び柳」が普通ですが、家に有るものを利用、今咲いているロウバイ、椿、柳の代わりにしだれ桜の枝をアレンジして見ました。
  結び柳の由来は中国の故事に寄るらしい。古都長安からシルクロードに向かう人は、
 途中まで見送りに来た友人と別れるときに、川辺の柳の枝で丸い輪を作り、また無事
 に帰国し再会することを誓ったとされることから。柳は陽の木で「一陽来復」を意味
 するらしい。


柚子ジャム
 お正月にいただいた柚子がたくさんありましたので、柚子ジャムを作って見ました。
柚子の皮を剝いて、さいの目に切って、湯がくこと4~5回。その後柚子の湯がいた皮と柚子の中身(種を取り除いた)をざく切りにしたものと併せて、砂糖を皮の重量の8割くらいを目安に鍋に入れて 煮ました。
 柚子の香りがさわやかでジャムとしてパンに付けても良いし、スプーンいっぱいコップに入れてお湯を入れるとゆず茶として楽しめます。




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