所沢ゆかりの絵師 関 良雪 と 石川文松 (1)
所沢ゆかりの絵師 関良雪と石川文松
所沢市出身の絵師三上文筌について以前報告したが、山口観音の本堂内に掲最されている扁額の絵師について調べたところ、「所沢市史研究11」と「ところざわ歴史物語」(所沢市史ダイジェスト版)から上記の2人の絵師について栗原仲道氏他の報告を発見したので、概要を記載する。
○関 良雪(1703~1776)
略年譜
元禄16年(1703)生まれる 府中六所宮(大国魂神社)の神官である鹿島田和泉守 藤原正常の子 本名
↓ 鹿島田左内藤原常麻呂、
後に 東岳道人自然斉と称す
始め神官として六所宮に
奉仕
↓
30余歳で神官を辞す
江戸に出て 絵を学ぶ(狩野派?)
↓ 関 良雪の作品
僧籍に入る ・府中市鹿島田家蔵「良雪自画像」宝暦6年(1756)
↓ ・府中市村上家蔵「布袋・鶴・亀」三幅対
・府中市大室家蔵「人物図」
・所沢市山口金乗院本堂天井画「雲龍図」水墨画
↓ (本堂は宝暦10(1760)~12(1762)年にかけて建造)
安永5年8月5日(1776)
74歳で没 府中市本町の真言宗妙光院の鹿島田家の墓所に墓がある。
| 天井画 雲龍図 本堂 |
| 本堂天井画 右 |
| 本堂天井画 左 |
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