7月の植物図鑑

2018.7.22
小さな草たち
チドメグサ/うこぎ科
道ばたや家近くに生える多年草 和名の「血止草」はこの葉の汁を傷口に付けると血が止まることから付けられた。

チヂミザサ/いね科
和名は葉の形がササに似ていて、やや縮んだようなシワがあることから付けられた。畑、荒れ地に生える。

ジャノヒゲ/きじかくし科
リュウノヒゲともいう。葉の状態からリュウノヒゲ(龍の髭)といわれたが、転化してジャノヒゲになったと考えられている。また、始めジョウノヒゲ(尉の髭)の意とも、能面で老人の面を「尉(じょう)」と言い、この葉の様子をその面のあごひげに見立てたとも言われる。

キツネノマゴ/きつねのまご科
道ばたや荒れ地に生える小柄な雑草 夏に赤紫の唇形の小さな花を付ける。
和名は花の咲いた後に伸びる花序がキツネの尾のようだから。また、花がキツネの顔を思わせるからという説あり。

カヤツリグサ/かやつりぐさ科
1年生植物 道ばたや田畑に生える雑草。茎の断面は三角形 この茎の端を裂いて線上に延ばしていくと蚊帳のような形となり、和名はこの茎でかやつり遊びをすることから。
別名 マスグサ(升草) トンボグサ(蜻蛉草)

アカカタバミ/かたばみ科
世界の熱帯から温帯にかけて広く分布。コンクリートの隙間や砂利の多い場所など乾燥したところに生育する雑草
イヌビユ/ひゆ科
1年草 畑、荒れ地などに 生育する雑草 (既報)

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