与謝野寛短歌選集 「植物」11(フ~ポ)

与謝野寛短歌選集 平野万里編
与謝野寛の「植物」を詠んだ歌 11(フ~ポ)

⑪フキ(蕗)156 ⑫藤252.261.263 ⑬葡萄76.179 ⑭ブナ(山毛欅・毛欅)136.138.139.221.272.282 ⑮ホウノキ(朴木)204 ⑯木瓜43 ⑰牡丹98.190.244.261⑱ポプラ212

    フキ・蕗
(たらい)にも似る蕗の葉のかたぶきて深山に殘る大雨のあと P156


    フジ・藤
棚の藤四尺垂れつつ云ふ如し此の(とばり)より出でて遊ぶな 252



    ブドウ・葡萄
かれがれの甲斐の葡萄を手に採れば細き茎より白露の泣く P76


    ブナ・山毛欅
富士おろし()()欅の老木の根と共に山をぎたる太き手の跡 P136


    ホオノキ・朴の木
しづかにも毒を服してのちに見る世界の色の朴の木の花 P204


    ボケ・木瓜
觸れがたくこちたき枝に木瓜(ぼけ)の花こぼるるばかり赤き花咲く P43


    ボタン・牡丹
牡丹をば描かんとして似もつかぬ赤紫を盛り上げしかな P98

    ポプラ

正面に三角の山かたがはにポプラの竝木札幌靑し P212

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