府中市郷土の森博物館(2)

府中市郷土の森博物館の庭 その2

 川崎平右衛門像 川崎氏が開発に携わった恩顧に幕府から賜ったというサンシュユの木が背後に、実がなっていました。
 牧野植物図鑑に「古く薬用植物として渡来した物である」と記載されているのでそのために下賜されたのであろうか。

 たまたま新宿御苑に行く機会があり、そこで働いていた人に柳沢吉保に3本のサンシュユの木を賜ることの意味を聞いたところ、江戸時代は空前の園芸ブーム。中国からの輸入品であり、花も春一番に黄金色に咲くので、珍しい園芸植物として喜ばれたのでは無いか、ということでした。
 江戸時代は園芸ブームだったり、茶器を大切にしたり、本当に平和だったのだなあ、とうらやましく思いました。
サンシュユ

旧田中家茶室 庭
珍しい竹の節 布袋竹 (頑固そうだ。)

旧府中尋常高等小学校/詩人村野四郎記念館

豪商 旧田中家

まいまいず井戸






県木園/あすなろの木



博物館エントランス


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