国立科学博物館(恐竜博2019)
2019.8.11
上野の国立科学博物館で開催中の「恐竜博2019」を見た。恐竜の世界は現在進行形で新しい発見や研究成果が得られているらしい。旧来のイメージとは異なり、ハダの色、毛の有無、食生、子育てに雄が関与などこの十年間に発見されたリアルな内容が展示され、SFではない生き物の哀れさが感じられた。
シチバチ 恐竜の全身の色が化石中のメラニン色素分析でわかった。(2010年)
7200万年前の地層から2003年に北海道むかわ町から発見された大型恐竜化石・全身の骨(80%)を発見。
ムササウルス類
K/Pg境界線 6600万年前ティラノサウルスなど恐竜が繁栄していた地球に隕石が衝突。植物が育たなくなり、草食恐竜や、それを餌とする肉食恐竜が滅んでいった。ほとんどの恐竜が姿を消したが、体の小さいものなどその一部が、鳥類として進化を遂げた。
K/Pg境界で絶滅したもの 図の下3段 上2段が生き残り進化を遂げる。
現代は第6の大量絶滅の時代
生物界ではいつも、世界のどこかで絶滅している種がある。上記のような理由なくして、人為的な理由で、直近の114年間でほ乳類の35種、鳥類の57種が絶滅してしまった。これまでは100年で1~2種の絶滅を数えてきたが、直近の数字は異常な大量絶滅の時代といわねばならない。
自然と共生しなければ生きていけない人類ということを我々は忘れてはいけない。
◎SDGs、このままでは人類の前途が危ぶまれる。恐竜絶滅の時のような不気味な予感がして悲観的な気持ちになってしまった。
上野の国立科学博物館で開催中の「恐竜博2019」を見た。恐竜の世界は現在進行形で新しい発見や研究成果が得られているらしい。旧来のイメージとは異なり、ハダの色、毛の有無、食生、子育てに雄が関与などこの十年間に発見されたリアルな内容が展示され、SFではない生き物の哀れさが感じられた。
| デイノケイルス |
シチバチ 恐竜の全身の色が化石中のメラニン色素分析でわかった。(2010年)
| 「イクメン恐竜」がいた。雄が抱卵中 |
| シチバチの化石卵 |
ムササウルス類
K/Pg境界線 6600万年前ティラノサウルスなど恐竜が繁栄していた地球に隕石が衝突。植物が育たなくなり、草食恐竜や、それを餌とする肉食恐竜が滅んでいった。ほとんどの恐竜が姿を消したが、体の小さいものなどその一部が、鳥類として進化を遂げた。
K/Pg境界で絶滅したもの 図の下3段 上2段が生き残り進化を遂げる。
現代は第6の大量絶滅の時代
生物界ではいつも、世界のどこかで絶滅している種がある。上記のような理由なくして、人為的な理由で、直近の114年間でほ乳類の35種、鳥類の57種が絶滅してしまった。これまでは100年で1~2種の絶滅を数えてきたが、直近の数字は異常な大量絶滅の時代といわねばならない。
自然と共生しなければ生きていけない人類ということを我々は忘れてはいけない。
◎SDGs、このままでは人類の前途が危ぶまれる。恐竜絶滅の時のような不気味な予感がして悲観的な気持ちになってしまった。
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