小野家住宅(国指定重要文化財)
2019.5.16
小野家住宅(国指定重要文化財)
所沢林地区にある小野家住宅を見に行った。市内でも郊外にあるため知っている人も少ないのでは。江戸時代18世紀後半に建てられた豪農でもない普通の農家が残されている例は少ないのではないか。農家造りというと田の字型に建てられているのが普通であると思っていたが、それより以前の3間型、(座敷・板の間・奥の板の間)という作りで、土間には囲炉裏、竃、炊事の品々、農具なども見られた。
庭にはアヤメが咲いていた。
屋根を守るために植えられた、イチハツの花は咲き終わっていた。5月の始めに屋根の上で咲いたイチハツの写真を写させていただいた。(右下↓)
イチハツの学名は Iris tectorum でtectorumは「屋根の」という意味で魔除けとして茅葺き屋根などに植えられてきた。また、一説に茅葺き屋根の頂上部に「一初」を植えて屋根を締め付けて守っているという。屋根に草などが単純に生えているのだと今まで思っていたが初めてその意味を知った。
小野家住宅の外観 後は屋敷林、左右はお茶畑に囲まれ、茶の木は新芽が伸びて良い香りがしていた。
小野家住宅の近くで見かけたキジ。
ネズミムギ?/いね科
トトロの森14号地 砂川もこんなにきれい。
ヤワラスゲ/かやつりぐさ科
小野家住宅(国指定重要文化財)
所沢林地区にある小野家住宅を見に行った。市内でも郊外にあるため知っている人も少ないのでは。江戸時代18世紀後半に建てられた豪農でもない普通の農家が残されている例は少ないのではないか。農家造りというと田の字型に建てられているのが普通であると思っていたが、それより以前の3間型、(座敷・板の間・奥の板の間)という作りで、土間には囲炉裏、竃、炊事の品々、農具なども見られた。
庭にはアヤメが咲いていた。
屋根を守るために植えられた、イチハツの花は咲き終わっていた。5月の始めに屋根の上で咲いたイチハツの写真を写させていただいた。(右下↓)
イチハツの学名は Iris tectorum でtectorumは「屋根の」という意味で魔除けとして茅葺き屋根などに植えられてきた。また、一説に茅葺き屋根の頂上部に「一初」を植えて屋根を締め付けて守っているという。屋根に草などが単純に生えているのだと今まで思っていたが初めてその意味を知った。
家の内部から見た天井と梁の様子。関東大震災にも東日本大震災にも耐え、釘1本使われていない建物。くさびでしっかりと構築された家。
柱はこんなに曲がっているが、構成の巧みさを感じる作り。
昨年吹き替えた屋根の藁と茅葺き屋根の造形のみごとさ。小野家住宅の外観 後は屋敷林、左右はお茶畑に囲まれ、茶の木は新芽が伸びて良い香りがしていた。
小野家住宅の近くで見かけたキジ。
ネズミムギ?/いね科
トトロの森14号地 砂川もこんなにきれい。
ヤワラスゲ/かやつりぐさ科
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