12月の植物図鑑(狭山丘陵)

2018.12.8

狭山丘陵の植物

狭山丘陵を歩く機会がありましたので、そこで出逢った植物。

アオハダ/もちのき科 落葉広葉樹 シンボルツリーとして庭木としても用いられる。
木肌がグレー 皮目がつぶつぶしていて、皺の寄っているところをガリンコという。ガリンコの数を数えると(1年ごとの成長のしるしなので)樹齢がわかるそうだ。

ウチワゼニクサ/せり科 又は うこぎ科 チドメグサ属

オオモミジ/かえで科 イロハモミジより葉が大きい。日本の代表的なモミジ。
 クコ/なす科 落葉低木 果実はクコ酒、ドライフルーツ、薬膳として利用される。
 コナラ/ぶな科 樹皮は灰色、縦に裂け目が出来る。
横に線が入っているのは幹が細いときにカミキリムシに噛まれた跡が、幹が生長するのに従って横に伸びたもの。林床には香りの良い落葉がびっしり、ふかふかな地面でした。
狭山丘陵八幡湿地 稲を刈り取った後のひこばえが紅葉に緑を添えて美しい。

ハキダメギク/きく科 牧野富太郎が世田谷の掃きだめで発見したことから。

ベニバナボロギク/きく科 紅花は花の色、ぼろ菊はダンドボロギク、ノボロギクなどに似た植物であるところから、牧野富太郎が命名。

クロモジ/くすのき科 落葉低木 枝は高級楊枝の材、香料の黒文字油がとれる。

オトコヨウゾメ/すいかずら科 落葉低木 美しい紅葉だ。

アオキ/あおき科 常緑低木 常緑で枝も青い。

コウヤボウキ/きく科 常緑小低木
高野山で茎を束ねて箒の材料としたのでこの名がある。玉箒(たまぼうき、古くは「たまははき」)と呼ばれて古くから箒の材料とされた。

※11月の植物図鑑で取り上げた植物は36種類でした。
花の少なくなった季節さらに植物探訪を続けたい。

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